エンジニア的新生活を始める人に送るプライベートも仕事も捗るツール
新生活にはあたらしいツールを
新生活が始まりますね!
さきほどニトリへ買い物に行って帰ってきたのですが人の海でした。
その人たちの会話を聞いていた時に
あれ?それってこれ買わなくてもアプリで対応できるよね?とか
お母さん世代といまだと結構環境が変わってるのにまだ同じ考え方で家具とか揃えるんだ。。。
と思ったので、こんなまとめを作ってみました。
おすすめツール《アプリ編》
Slack
IT系の人なら大抵社内のコミュニケーションツールに採用されてるアプリ
実は無料版を個人運用するとプライベートがかなり捗る。
様々なアプリと連携できるのを上手につかうと、メモやブックマークを効率よく残すこともできるしチャンネルに友人を追加するとLINEよりも効率よく情報をやりとりできる。
彼女とも使うといい感じです。
この手のツールは使い倒してなんぼだし、その気になれば自作のボットを走らせて俺様仕様のツールにできるのでかなりおすすめです。
AstroBot
Gmailを連携させるとストレスフリーな通知や拡張を実現してくれる。
チャット感覚でmailがかけるのですごくおすすめ。
例えばメールでのお知らせを最近はよく送られてくるとおもうが、
あまり確認しないものや迷惑なものを学習して削除してくれたり
返信が必須のものへのリマインドをしてくれたりする。
slackとgoogle homeとくみあわせるとさらに最強度合いがます。 詳しい導入方法はこちらがよくまとまってます。
Kinleアプリ
Kindle for PC (Windows) [ダウンロード]
- 出版社/メーカー: Amazon.com Int'l Sales, Inc.
- 発売日: 2015/07/17
- メディア: Software Download
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隙間時間を読書に当てたいなら断然Kindleがいいと思う。
携帯でもKindleでもよみたい本にアクセスできるというのはかなりだいじなことだ。
社会人ならインプットの時間をいかに作れるかというのは仕事のうちにはいるので、勉強したいけど時間がないは言い訳と言われてしまうこともある。
その点本からのインプットは費用対効果もよくデバイス分しか収納がいらない点で都市圏でのサラリーマンには必須かなと。
ぼくも毎週の課題図書は昼休みとか通勤時間とかトイレとか5分でもいいので隙間を埋めるようにしてます。
学生さんならプライム会員もやすくなるし入らない理由はあんまりないと思う。
Evernote
携帯、PCにメモを残すならこれ。
メモを取る重要性を思い知ってから愛用してます。
生活している上で脳のメモリ容量は限られてるとつくづく思う。
つまり生産的になりたいなら効率よく忘れる事をしないといけない。
そのためにはメモをのこせばいいし、メモはむしろ忘れるためのものだとおもうといいです。
逆に本当に忘れたくないことはメモせずになんども思い出したり、実践を伴わせないといけない。
Bolgもそういう意味で日々思うこととか、その瞬間の感情の波と学びを吐き出して忘れるためのばしょなのかも。
おすすめツール《生活雑貨編》
ホットクック
シャープ ヘルシオ(HEALSIO) ホットクック 水なし自動調理鍋 1.6L レッド KN-HT99A-R
- 出版社/メーカー: シャープ(SHARP)
- 発売日: 2015/11/05
- メディア: ホーム&キッチン
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正直ちょっと高いけどその分時間を作れる。
新生活はじまって自炊しようと思う人もおおいと思いますが、実際自炊というのは楽したもん勝ちなのでこういう機器にたよることを大いに推奨してます。
母親世代の方達からすれば出汁もひかないし、入れて放置というそれまでなら非常識極まりないことをするので不評なのかもしれませんが、それよりも大事なことがあると僕は思っています。
社会人ならできた時間で自己研鑽を積極的にすべきだし、新婚ならばお互いに理解を深める時間を作るべき。
進化した技術には積極的に乗っかって不必要な苦労はしないようにしましょう。
mornin
ロビット(Robit) めざましカーテン mornin' MN-C01 ホワイト 2017年度グッドデザイン賞受賞
- 出版社/メーカー: ロビット(Robit)
- メディア: ホーム&キッチン
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朝カーテンを自動で開け閉めしてくれるIoTデバイスです。
やっぱり朝は陽の光を浴びて起きると格段にきぶんがいいのでこういうお金で買えるデバイスで気分をたもつのって大事です。
我が家でも毎朝稼働中。
こいつがきてから寝坊することがほとんどなくなりました。
低血圧で朝に弱い人や生活リズム崩れがちな人にはかなりおすすめです。
ワイヤレスイヤホン
- 出版社/メーカー: beats by dr.dre
- 発売日: 2017/11/10
- メディア: エレクトロニクス
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集中したい時に音で気が散るタイプなのでワイヤレスのイヤホンがきてから
かなりいい感じに集中モードに入れるようになりました。
何よりいいのはケーブルの煩わしさがないこと。
つけた状態で動き回れるのはとてもありがたいです。
わりといい値段するのでこの期にいいものを買いましょう。
まとめ
新生活が始まっていろんな期待や不安に狩られると思うのですが、みんなが通った道です。
デバイスや、アプリで時間を作れたりするなら積極的に取り入れて24時間を上手に使ってください。
この時期になると若いうちは苦労しておけおじさんがよく出るんですが、しなくてもいい苦労って結構あるはず。
これって自分がしなくてもアプリがするよね?ってことは積極的に切り出してもっと自分や会社や、家族の本質的にしないといけないことに集中しましょう。
僕ももっと日常をアップグレードしていきたいです。
今週の課題図書(2018年3月第3週目)
先週の課題図書と振り返り
お金の流れで見る戦国時代 歴戦の武将も、そろばんには勝てない
- 作者: 大村大次郎
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2016/09/09
- メディア: Kindle版
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学び
- そもそもお金の流れを見るというのは一つの歴史の見方として学びが多いということ
- 新兵器の導入(鉄砲)においての各大名の手腕というのが勝敗を分けた点を見るに現代においても新たな武器を取り入れのタイミングよりも強力であるものを強力に使うための仕組みというのが重要である
- 天下取りはまずは基盤(インフラ整備、税制の強化)から。武力というのはその大名が治める地域の国力を測る数値であると言える。
信長が強かった理由をお金の流れで説明するとかなり論理的な強さを有していたことや、それまでの大名とは違うゲームチェンジャーとしての側面が強いことがわかる。
これは現代にも言えることで野望と理想の実現の仕方が非常に合理的だったからであり、今でも野望のためのしたたかな準備で何をするのがが最終の勝敗を分けると思った。
感想
デフレへの対処の仕方は方法論的には今とは違うけど、参考になることは多かった。例えば中間搾取の削減のために制度を簡潔にして理解のしやすいものにしたりとか、市場解放をして結果として既得権益を失いはするものの、流通を確保し最終的には国力の増大に結びつけたり。
戦国時代というのは常に市場におけるゲームチェンジャーが勝ち残っていった時代だと思う。
そしてゲームの変わり目も時代とともに変化したし、重きをおくポイントがそれぞれあるということも大きな発見だった。
ただこの本から学ぶべきは個人的に競争に負けていったものたちが犯した間違いとその本質的な原因なのではないかと思う。
例えば武田信玄ならば悪銭に対する対応とデフレ打開のビジョンのなさが結果として国力の低下に繋がったし、最先端の武器を持つもそれを実践の中で運用するインフラやコネクションを持たなかったことは大きな失敗だと言える。
これは一歴史の事実に過ぎないが、今でもそういうのは往々にしてあるわけで。
会社の新規戦略の中で複雑な部分が多いほど顧客からは信用されにくいし、運用もコストがかかる。
しかしコストを切ることよりも実はかけたコストを最大限行かせていない可能性の方が高くて、それは属人化の解消やそもそものエクセルとかのスキルをあげればなんとでもなることだったりするわけだ。
長々書いているけど、これは何を失敗と捉えて自分ならどうできるのかを考えるいい材料であり人生のフェーズによってもまた見え方が違うのだろう。
定期的に読み直したいものだ。
今週の課題図書
- 作者: ナポレオン・ヒル
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2015/01/08
- メディア: Kindle版
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設定理由
前々から読んでみたかったのとkindle版だとprime会員なら無料で読めるので。
読み散らかすにはちょうどいいなという点から。
これで良いなと思えば本ちゃんと買えばいい。
本だって気に入ったものを買ういい時代だなと思う。
これに乗じてamazonの読み放題のラインナップ更新が活発だといいなと思った。
つまずいたらラバーダッキングするという選択肢
ラバーダッキングとは何か
ラバーダックつまりゴム製のアヒルのおもちゃに話しかけることによって問題点を明確にしたり
問題解決の手助けをすることをさす。
主にプログラマーが自分のコードのデバッグをするときに用いることが多い。
ラバーダッキングの効能
ラバーダッキングには
強制的なアウトプットをするため言語化をする→言語化によって解決への道筋が明確になる
というサイクルがある。
ポイントは『言語化』だ。
質問に行くと問題が解決しやすくなるのは回答者のアドバイスもあるが、
大抵は自分が問題点を整理して理解し原因特定が可能になるためだ。
問題が起きたときに解決を阻む最大の要因は問題自身の本質が見えないことにある。
押さえるべきポイント(本質的な部分)がわかりさえすればあとは
原因を追いかけて潰すだけだ。
原因に対するアンサーはネットに膨大にころがっているが、問題に対するアンサーはないことが多い。
全ての問題解決の出発点は問題をどう定義できるかにかかっている。
それを助けるのがラバーダッキングだ。
質問力を磨く
ラバーダッキングを軽く紹介したが、これは問題を早く解決する技術の一端であり、個人の問題解決能力が高まる訳ではない。 仕事とかしてると忘れがちだが、質問力が高いと問題解決の手段が乏しい場合でも 適切な解を他人の脳みそと経験から拝借でき、解決を生み出すことができる。
独り相撲で問題を取り回すのはかっこいいが、せっかくの集団で仕事をすうる訳だから 集合知をうまいこと引き出して結果として問題解決されることの方が多い。
つまりは相手からもしくはチームからベストな解決策を引っ張るための質問が必要なのだ。 コミュニケーション能力とは質問であると言い換えてもいい。
なんだか乱雑な文章になってしまったけど、質問がうまくできないという人へ向けた練習方法を書いておく。
質問力の磨き方
まずはぬいぐるみとかマスコットを用意する そして心の中で以下のものを自分なりにまとめてぬいぐるみに話けるのだ。
1.実現したいと思っていることは具体的になんなのか ex) hello worldをコンソールに出力したい。 2.今現状どういう状態なのか ex)出力のためのメソッドがわからない。 3.それを実現するために調べたものはなんなのか ex)ネットの記事を読んだ。
まずはこれをぬいぐるみに話しかける。 そうすると自分のよく言語化できな部分がわかるはずだ。
例えば実現したいと思ってることが曖昧 上の例で行けばhello worldと出したいのが ブラウザなのかコンソールなのかでやるべきことは変わって来る。
そして言語化できない部分がわかると現状とや入りたいことのズレがチグハグなことや、 見るべき資料が違うのでは?となる訳だ。
まずここまで来るのにかなり練習がいるのでなんども言語化にチャレンジすることだ。
まとめ
- 質問の力でチームとしてのベストな回答を引っ張り出すことができれば問題解決のスピードは格段に上がる。
- ラバーダッキングを実践することで問題解決を人に頼る部分が少なくなる。
- 問いの建て方がうまくなり、問題解決スピードが上がる。
まあみんな騙されたと思って職場でも家でもラバーダッキングをしてみてほしい
Amazonで電子書籍セールしてるのでオススメを晒す
Amazonの春の電子書籍セールしてるので個人的に買ったものと 買いだなと思うものを並べ立てていこうと思う。 ちなみに3/25までなのでいいと思ったらすぐに買ったほうがいい。
本は紙派の人にもこの際携帯で見られるのだから一度試して欲しい。 どうせ大切に保管していても内容全てを覚えて置けるわけではないので、消費対象として電子書籍をみて欲しいなと思う。
ブロックチェーン関連書籍
ブロックチェーンについて雑多に知識をえるならこの辺りの本を読むのがいい。
わからなければググればいいし、一番優しいシリーズはググる必要がないほどに丁寧。
ただスマートコントラクトやそのほかの有用性についてあまり書かれておらず、
決済手段としてのブロックチェーンという意味合いが強いように思う。
まあ入門なのでそれでもいいかなと。
この辺の本が一通り読めると意味もわからず登記をした人とは一線を画すのでぜひ。
- 作者: 大塚雄介
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2017/03/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いちばんやさしいブロックチェーンの教本 人気講師が教えるビットコインを支える仕組み (「いちばんやさしい教本」シリーズ)
- 作者: 杉井靖典
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2017/08/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ライフハック系
個人的にこういう本は好きだ。 いかに人生を楽しむかという問いに方法論から入ってくれるので、実践するもしないもあるだろうがこれはこれでありなんだと思う。
あと単純にライフハックというものが面白いなと思うので目次から気になったところだけ読んでも全然いい本だからあえて電子書籍で買うことをおすすめしたい。
- 作者: 堀正岳
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/11/16
- メディア: 単行本
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物理学
僕は文系大学出身なので高校生までしか物理は学んでいないけど、
この本は面白かった。
普段こういうのを読まない人ほど読むと発見があっていいと思う。
- 作者: アート・フリードマンレオナルド・サスキンド
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2016/01/28
- メディア: Kindle版
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未来に先回りする思考
メタップス社長の佐藤さんの著書。
タイムバンクやメタップスが目指すサービスのあり方に通づるものがあるなと思う。
個人的に一番読んで満足度が高かった。
- 作者: 佐藤航陽
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2015/08/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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量子コンピュータ
量子コンピューターにはこういう本から入るのがいいのではないだろうか。
正直、僕も量子コンピューターがなんたるかを説明できないのだけど 今後必ず訪れる変化の一翼を担う技術であることは確実なのでこの機会にぜひ。
- 作者: 西森秀稔,大関真之
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2016/12/09
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (5件) を見る
鉄を熱いうちに打つ
やりたいを大切に
時折、猛烈にこれがあるといいなとかこれが面白い!となる。
しかし社会人とは怖いもので怠惰な自分のタイムマネジメントだと残業、飲み会と
技術にふれられる時間と機会をどんどんと失う。
何より自分の性格上面白いなと思った瞬間の初速と中毒性を失うと
途端に開発効率が落ちたり他のことを優先してしまう悪い癖がある。
そうして闇に葬られたプロジェクトがいくつもあるので自戒を込めてメモを残しておく。
またこれから実践をしていく中で自分の矜持や技術の修練を重ねていければと思う。
技術は手段
『なんぼいっても技術は手段。何を成すかで人は決まる』これは僕が尊敬してやまない
弊社のCTOの口癖なのだけど、本当にこの通りなのではないかと最近よく感じる。
幸い社外に積極的に自分の事業をもったり、週末での活動を行う友人が多いので
外を見る機会がそこそこある。
その中で何を思って実現したかでしか人は測れないのだ。
どんなに崇高な思想を持っていても実現へのプロセスを1%でも更新できていない人は
評価されようがない。
僕は技術で問題を解決して飯を食う職種な訳だが、
そんな僕でもアウトプットが全てなんだ。
何で問題を解決したかはその次で、まずは問題を解決しないと意味がない。
技術は手段だ。
とはいえ鉄を熱いうちに叩くには技術がいる
しかしながらMVP(minimum viable product)をサクッと作ってPDCAを回すという
至極単純なこの一行を実現するためには
なんだかんだ技術が必要なのだ。
速さを取れる技術スタックがいまの自分にはまだない。
ScalaとReactを業務ではメインで使うのでそこに逃げられるといいのだけど
逃げられるほどの習熟度がないのが現状だ。
タイムマネジメントの面でも、プログラムの面でも
もっと得意な何かを作って資源を極振りしないといけない。
僕は鉄を熱いうちに叩けるエンジニアになりたいから。
自分じゃなくてもいい。誰かがこれがあるといいのにという思いに共鳴したらすぐに輪郭だけでも作って
一緒にPDCAを回すそんなエンジニアになりたい。
鉄を熱いうちに叩くタイムマネジメント
やはりこれを徹底しないことには始まらない。
何が何でも残業しない日を持たないといけないし、四六時中プログラムのことを考えられる環境や習慣がいる。
まずは毎日個人のプロジェクトにコミットを入れることをしているが、
今後は最低限動くものをリリースするということを目標に期限を切って個人勉強を進めようと思う。
雑感
なんだか決意表明のようなブログになってしまった。。。
だけど最近本当にこれがやりたい!となった時の熱量をとどめきれない自分の不甲斐なさをつどつど感じるのでこんな決意表明を晒しておく。
なんかこうすると自分の時間を確保しやすい!とか
一緒に勉強会しようぜ!とか
誘ってください。時間作ります。
部分最適が完璧でも全体最適には至らないと思う話
組織の強さは揺らぎ
いつだって外的な環境の変化は止められない。
じゃあ生存競争においての強さはどこに生まれるのかというと
多少の変化に動じないということだ。
外的な微弱な変化に過敏になるんではなく、自分自身の揺らぎや遊びの中でクッションできる種が生き残る
組織も本来そうあるべきで、
例えばインフルエンサーマーケティングならばSNSのAPIの仕様変更に過敏になるのではなくて
多少の変更くらいにはエンジニアが対処し、営業の無駄な心配を取り去ることで組織としての強さは格段に高い。
ただ、全社的にAPIは変更が入るものだ。今まで通りのAPIが使えるとは限らない。
その意識の統一は必要だと思う。
局所的な最適化の旨味と弊害
局所的な問題の解決は結果が見えやすい。
結果が見えるというのは組織に属する人間にとっての最高かつ最大の旨味だ。
定量的な組織であるほどにその旨味は強くなる。
短縮した時間、かけた工数に対しての効果などなど
様々な面から計られいいことをした!と評されるのだ。
しかし、これを続けるとどんどん部分や見えやすい問題が可視化され
全体のバランスを損なうことになる。
早い走りを求めてエンジンを巨大化させた結果燃費が悪くなり、安全性能は落ち
墜落する飛行機のように。
ほんとうに大切な問題
issueから始めよではないが
2割の本質的な問題を意識できる環境を作る必要がある。
本当の合理化ってのは考えるべき問題に頭を全力で回すための時間を捻出させる
ことに集約されると思う。
売り上げや利益拡大はその結果でしかない。
表面的に増えた利益に喜んでも、本当にじっくりと時間をかけて考えるべき問題から
目を背けた結果だとするならばいき過ぎたよくない部分最適だ。
まとめ
- 最適化というのは全体をみながら行わないと弊害しか生まない
- 完璧な部品が集まるよりもシステムとしての強さと互換性をもつことの方が重要
- 揺らぎやブレを許容できることこそが本当の強さ
緻密さと完璧さを求めて部分のリファクタリングと最適化を進めては本末転倒ってこと
全体のバランスの中で内包された歪みを最小限に抑える努力をしないといけない。
雑感
まあこんなことをなんで書くのかというと、
僕らエンジニアは基本的には効率化と技術的なアプローチでの問題解決が仕事なんだという面と
一人のプロダクトをもちたい企画者の面から見たときに
自分のこの行動って筋が通ってねえなと思ったからです。
リファクタリングした!最新の技術を使って可読性あげた!
だからどうした?みたいなことってままあると思う。
もっとエンジニアとしての目線から見たことと全体で目指すものののバランスの中での議論をしないと
エンジニアとか、営業とか線引きをしてる意味がない。
プロフェッショナルであるってそういうことかななんて思ったりしたのでこんな記事をかいておきます。
まあ最適化と生存競争の話が個人的なブームってのもあるけどさ。
まあそんな訳で。
ほんとはラーメンの話とかする方がいいと思うんだよねw
明日はラーメンの話でも書こうかな。
死ぬこと以外どうのとか、生きてるだけでどうこうとかやかましい
実際死ぬよかきついことだってある
ほんの2年くらい前まで自分の周りには死ぬこと以外かすり傷だよなんていう奴がうじゃうじゃいた。
バイタリティとかいわゆるエリート営業マンに憧れがあった当時、そういう気概の人たちと
つるむようにしていたので死ぬこと以外かすり傷なんてポリシーの人間が自分のすぐ近くにいたわけだけど。
結局彼らとの繋がりが今やほとんどないのは彼らがイケてないと判断したからだ。
そんな大それたポリシーを口にしないといけないくらいに小心で、
結局挑戦することよりも勝ち馬のあとを追いかけているようにしか見えなくなってしまったからだ。
本来やる気の塊みたいな人で交友関係も広くていい奴なんだろうが、
僕にはそんな彼らよりも自分の弱さを必死になって克服しようともがく人や
聞くのが辛くなるような経験をしてもなお挑戦や、人を楽しませることに心血を注ぐ人が素敵だなと思ったのだ。
自分自身が弱くてダメな奴だという自覚があるから、必死に挑戦を続ける人から
信頼されたいななんて思ったりする。
まあ実際死ぬこと以外どうのこうのと言っても死ぬことよりも
辛いことは山ほどあると思う。
なんでも死ぬことを引き合いにすんなよと、死にかかったことのある身からすると思うわけだ
人は簡単に殺されてしまうが、そうも簡単には死ねないのだ。
自分に言い聞かせるならまだしも人に押し付けるなよ
自分に死ぬことに比べれば。。。と言い聞かせるならまだしも
他人にそれくらいなんてことないよと言いたい時にこのセリフを吐く人を
僕は浅はかな人だと言いたい。
自分の精神性を他人に強要する行為の愚かさを知っているはずなのに
それをしてしまう自分の弱さと向き合ってください。
本当に死闘を繰り広げたことのある人はそんなこと言わない訳で、
死ぬこと以外かすり傷という人は裏を返せばかすり傷すら負う気もない人だと思う。
そんな人とは何かはできないと思った。
雑感
これから大学生や社会人になる季節だけど、そういう季節の変わり目に引く風邪のように
こういう謎の精神性を振りかざす輩がネットをはじめとして湧いてくる。
やれ自分の可能性を否定するなとか、そいつから持ちかけられた話を断る時に
こう言ったセリフを吐いてくる人がいたのなら即座に距離をとってください。
彼らは結局威勢のいいセリフでしか人を動かせない。
誰かから借りたような薄い精神性でしか自分を支えられないのだと思っていい。
挑戦は誰にでもあるしみんなそれぞれ辛さは違う。
その中で今日よりも良くなろうとする行動ができればそれでいいんだと思う。
まあみなさん気をつけてください。