In the Bed-お布団よりお送りします-

今日も1日天下泰平、お布団最高

死ぬこと以外どうのとか、生きてるだけでどうこうとかやかましい

実際死ぬよかきついことだってある

ほんの2年くらい前まで自分の周りには死ぬこと以外かすり傷だよなんていう奴がうじゃうじゃいた。
バイタリティとかいわゆるエリート営業マンに憧れがあった当時、そういう気概の人たちと
つるむようにしていたので死ぬこと以外かすり傷なんてポリシーの人間が自分のすぐ近くにいたわけだけど。
結局彼らとの繋がりが今やほとんどないのは彼らがイケてないと判断したからだ。

そんな大それたポリシーを口にしないといけないくらいに小心で、
結局挑戦することよりも勝ち馬のあとを追いかけているようにしか見えなくなってしまったからだ。
本来やる気の塊みたいな人で交友関係も広くていい奴なんだろうが、
僕にはそんな彼らよりも自分の弱さを必死になって克服しようともがく人や 聞くのが辛くなるような経験をしてもなお挑戦や、人を楽しませることに心血を注ぐ人が素敵だなと思ったのだ。

自分自身が弱くてダメな奴だという自覚があるから、必死に挑戦を続ける人から
信頼されたいななんて思ったりする。

まあ実際死ぬこと以外どうのこうのと言っても死ぬことよりも 辛いことは山ほどあると思う。

なんでも死ぬことを引き合いにすんなよと、死にかかったことのある身からすると思うわけだ
人は簡単に殺されてしまうが、そうも簡単には死ねないのだ。

自分に言い聞かせるならまだしも人に押し付けるなよ

自分に死ぬことに比べれば。。。と言い聞かせるならまだしも
他人にそれくらいなんてことないよと言いたい時にこのセリフを吐く人を 僕は浅はかな人だと言いたい。

自分の精神性を他人に強要する行為の愚かさを知っているはずなのに
それをしてしまう自分の弱さと向き合ってください。

本当に死闘を繰り広げたことのある人はそんなこと言わない訳で、
死ぬこと以外かすり傷という人は裏を返せばかすり傷すら負う気もない人だと思う。
そんな人とは何かはできないと思った。

雑感

これから大学生や社会人になる季節だけど、そういう季節の変わり目に引く風邪のように
こういう謎の精神性を振りかざす輩がネットをはじめとして湧いてくる。
やれ自分の可能性を否定するなとか、そいつから持ちかけられた話を断る時に こう言ったセリフを吐いてくる人がいたのなら即座に距離をとってください。
彼らは結局威勢のいいセリフでしか人を動かせない。
誰かから借りたような薄い精神性でしか自分を支えられないのだと思っていい。

挑戦は誰にでもあるしみんなそれぞれ辛さは違う。
その中で今日よりも良くなろうとする行動ができればそれでいいんだと思う。

まあみなさん気をつけてください。